就活 証明写真の撮り方

入学、入社、証明写真

最終更新日: 2021-05-12

就活 証明写真はすっきり撮ろう

美しく撮るよりすっきりと撮るのが証明写真です。

それは企業は誠実に働ける人を求めているからです。その為には清潔第一にする必要があります。その作り方をご紹介します。

男性、女性の基本の髪型

就活 証明写真

男女問わず、清潔感を漂わせるすっきりしたヘアスタイルがお勧めです。女性のストレートロングヘアではしっかりと真っ直ぐにブローしてツヤを出します。片方又は両方の髪を耳にかけるとすっきりとします。パーマヘア又は前髪が長い場合は「ハーフアップ」も良いでしょう。前半分を束ね、ゴムで留める、又はツイストした髪をピンを使ってサイドで留めるのもお勧めです。
前髪を作っている場合、目に入る長さではアイロンを使ってくるっと丸くし、目にかからない様にします。

服装を決めよう

男性の場合、圧倒的に多いのはスーツとなりますが、色、デザイン、シャツの色、ネクタイのデザインと色でイメージが変わります。最もベーシックな色は「紺又は黒」となります。これらの色は個性を強調しすぎない効果があります。保守的できちっとしていればイイ場合に向いています。更に紺色はトラディショナル、黒色は都会的なイメージがあります。

シャツの色は圧倒的に白が多く、カラーシャツであればどのような色でも目立ちます。は「台襟付シャツ」が基本です。台襟(だいえり)とは襟の折り返し部分に棒状の生地をあてがっている形状を言います。これにより襟が立ち上がり、綺麗に返すことが可能となります。ビジネススーツ売り場で販売されているシャツはほとんど台襟付きだと思います。台襟のない代表的なシャツに「開襟シャツ」があります。

ベーシックな色のスーツで個性を発揮できるのがネクタイです。大きく分けると「無地又は柄モノ」となります。無地ネクタイの色では「えんじ系」又は「ブルー系」がよく使われています。色のトーンで調節することにより、地味にも派手にもなりますので表現したいイメージでコーディネートすると良いでしょう。柄物は躍動感を付けることが出来ます。白を混ぜると爽やかなイメージの出来上がりです。

トリミングの範囲を決める

バストアップのサイズ

あまり意識されていないことの一つに「どこまで撮るか」があります。掲載写真のように左は上半身が沢山写るようにサイズ調節されています。
写真に対して

「顔(首含む):上半身=4:6」

程度なので写真を掲載した場合、顔面積は比較的小さくなり、表情が分かりずらくなります。他方は上半身部分より、顔が大きくなりますので表情もよく分かります。

プロフィール写真のトリミング

このどちらのサイズで撮るかでホームページや名刺に掲載又は印刷するのか、宣材写真やオーディション写真として使用するのかが決まっています。とは言っても「こうしなければいけない」とのマニュアルは存在しませんので、フォトスタジオで撮影する場合も「撮る範囲指定」すると間違いはありません。

一般的な指針で言えば左側の「4:6」程度で撮ることをお勧めします。それは胸元まで広く撮っておくことで、後でいらない部分をトリミングすることが容易に出来るからです。

そうすれば媒体に合わせてプロフィール写真のサイズ調節をすることが可能です。

プロフィール写真のなら撮る角度を工夫する

角度を付けたプロフィール写真

上記解説用に掲載している写真は真正面から撮った証明写真と言えます。もちろんプロフィール写真として使用しても問題は起こりませんが物足りなさは感じます。そのポイントの一つとして「撮影角度」があります。真正面で撮ると「顔・体」共に平面的な仕上がりとなるため「味気ない写真」となってしまいます。

そこで角度を付けて撮影すると「顔・体」共に立体的になり、プロフィール写真の本来の目的の一つである「イメージ」を伝えることが出来ます。

これはアナウンサー、イベント契約などメディア企業向けの撮影法と言えます。